カフェを開業するためには物件を探す必要があります。
土地や物件を購入してカフェを開業する方も中にはいますが、多額の資金が必要になってしまうため、通常は賃貸物件を利用することになります。
住居兼店舗、店舗兼事務所などの賃貸物件もあります。
お店と自宅が同じ場所なら魅力的ですが、兼用の物件は家賃も高い傾向にあります。
特にこだわりがない場合や、コストを抑えるなら店舗用の物件を選びましょう。
まずは出店したいエリアを決める
物件探しのために、まずは出店したいエリアを決める必要があります。
エリアによって商圏人口は変わりますので、慎重に選ぶことが大切です。
それが決まったら、いくつか不動産のお店を探しましょう。
ただ、不動産業者によって扱っている物件の数はばらつきがあります。
取り扱っていないケースも珍しくありませんので、足を運ぶ前に電話で確認することが重要です。
不動産のお店に着いたら、希望する条件を掲示して物件を紹介してもらいましょう。
気になる物件があったら下見が必要です。
実際の店舗の広さも変わりますし、立地も大きく異なります。
長い目で見るとカフェの売り上げに影響を及ぼしますので、必ず自分の目で確かめるようにし、気に入らなければ別の物件を選びましょう。
地域のリサーチは平日と休日の2回
しかし、条件に合致した物件があってもすぐ契約してはいけません。
手付け金を支払い、一端返事を保留にすることが大切です。
その物件がある地域のリサーチを行いましょう。
仮に商圏人口が多くても、人通りが少なければ十分な集客が望めません。
また、想定する客層とかけ離れていることもあります。
お店の周辺をどれくらいの人が通っているか、実際の客層と合致しているか目で確かめましょう。日によって通行量や客層は変化するため、平日と休日の2回調べることが大切です。
適切な物件を見つけ、集客を成功させるためには、その後の外観・内装工事も重要なポイントです。どのように進めれば良いかは、この記事で詳しく説明しています。
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