テイクアウト訴求が客層を変える
人によって食べることができる量はさまざまです。
男性だからたくさん食べる、女性だから少ししか食べないというのはただの先入観で、実際にはお客さんそれぞれにちょうど良い量があるということになります。
食べきれないが興味があるという人たちがいる
それでも、大盛りをウリにしている店舗では男性客が多くなりますし、自然と建築関係や運送関係など、身体を資本としている職業の人が増えていきます。
スタミナが付くメニュー、腹持ちの良いメニューが伸びる結果になります。
ただ、だからといって女性がそのようなメニューを食べたくないわけではありません。
食べきることができなくても、興味があるという方もいます。
けれども、勿体ないからそのお店には行かないという方が多いです。
自分では持て余してしまうし、残してしまってはお店に悪いという感覚が働き、足が向くことが少なくなります。
大盛りをウリにしている場合はそれが顕著ですが、実は一般的な分量を提供している店舗でも実際にあることです。
だから外食はあまりしないという方も案外いらっしゃいます。
お客さんの選択肢を増やしてあげる
そのような方にも気軽に利用してもらうためには、「残しても良いです、テイクアウトできます」という一言が有効です。
提供されて残してしまったものを包んでもらえますか、と頼むのはお客さんにとってはとてもハードルが高いことになります。
ですから、それが言い出しやすいように店内に掲示しておく、あるいは店頭に掲示しておく、それだけで小食の方を引き込むことができます。
これによって味が気になる、多くは食べられないけれど試してみたいという希望を満たすことができます。
これは容器と袋を用意して掲示するだけで実現できる簡単な方法で、近年実践している店舗が多いですので、客層を拡大したいと考えている場合は一度試してみてください。