飲食店経営は失敗しやすいは本当?厳しい状況を乗り越える飲食店経営術

なぜ飲食店経営は厳しいと言われるのか?

飲食店以外のビジネスも、決して楽に儲けられるわけではありません。どの会社もそれなりの努力や苦労をしながら、生き抜いているのです。その中でも、飲食店経営は特に厳しいビジネスだと言われています。

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ではなぜそのように言われるのか、具体的な理由を見ていきましょう。

新型コロナウイルス

飲食業売上DIの推移(前年同期比)

飲食業売上DIの推移
日本政策金融公庫より抜粋

新型コロナウイルスの感染拡大を背景に、緊急事態宣言が発令され、外出の自粛が求められました。 また、営業時間の短縮も行われました。

生活衛生関係営業の景気動向等調査結果」によると、この影響は外食産業に直撃し、2020年の外食消費と外食売上は、2000年以降では史上最大の減少幅となりました。また、酒類の提供制限で、飲食店は「顧客数の減少」と「客単価の低下」の二重苦となったのです。

ライバルの強さ

次にライバルの多さと強さです。

飲食店の中には、全国に名を轟かせている有名チェーンや大手企業があります。大手企業の場合は、労働力も資本力も個人店とは比べ物にならないくらいあります。

そのため、仕入れの量を極端に増やし、仕入れ価格を抑えることもできますし、チェーン店や大手企業のブランドイメージによって集客をすることも可能です。

小さい個人店と、有名チェーン店が隣り合わせになっていた場合は、人間の心理的に大きなお店や知っているお店に入りたいと考えるのが普通です。

このような事からみても、開業して間もない小さな飲食店というのは不利な状況に立たされてしまうわけです。

飲食店営業施設数の推移
飲食店営業施設数の推移 – 厚生労働省より抜粋

人手不足

飲食店経営が厳しいと言われている理由には、人手不足も大きく関係しています。飲食店は、言い方を変えれば客商売ですので、接客が必要不可欠になります。

お客さんが帰らないとお店を閉めることはできませんし、お客さんが入っていない時でも気を使っていなければなりません。

そのため、結果的に長時間労働になってしまったり、肉体労働になってしまったりするため、飲食店での勤務希望者が中々現れないのです。

また、小さな個人店などの場合は、人件費についてもしっかりと考える必要があります。アルバイトであれば、混んでいる日にスポットで入ってもらうということもできますが、社員として雇用してしまうと、毎月固定費がかかってしまうのです。

このようなことから、人手不足を解消しながら、人件費を上手にやりくりするという、難易度の高い技術が求められるのです。

資金繰り

飲食店やカフェ開業する場合には、それなりの初期投資が必要となる場合があります。初期投資や仕入れ代、それから人件費や光熱費など、飲食業というのは他業種と比べると経費が大きいビジネスとなるのです。

これらを考えずに、最初から多額の資金を投入して開店準備をしてしまうと、開業した後に資金繰りが上手くいかなくなり、倒産してしまう可能性も大いに考えられるのです。

飲食店経営が厳しい理由

新型コロナウイルス外出の自粛・酒類の提供制限
ライバルの強さ大手企業の労働力と資本力
人手不足勤務希望者が少ない
資金繰り他業種と比べると経費が大きい
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