居酒屋の開業をしたらランチや値段はどうしたら良いのか
居酒屋を早く軌道に乗せるために、例え個人経営の居酒屋であったとしても、企業努力をしなければなりません。
その方法として、主に2つのことがあります。
1つ目は、値段です。
適切な値段とは?
早くもうけを出したいからといって、少し高めの値段設定にしてしまうと、お客様は気軽に足を運べずに、赤字になってしまいます。
また、今度はたくさんのお客様に足を運んでほしいからといって、低すぎる値段設定にすると、お客様が来れば来るほど赤字になる状態になってしまいます。
そういったことから考えると、適切な値段の設定というのは、非常に重要なことです。
適切な値段とは、そのお店のコンセプトに合った値段ということです。
ラグジュアリーな空間の居酒屋であれば、ワンランク上のお酒や肴を出すことになるので、それなりの値段設定にもなるでしょうし、大衆的な居酒屋であれば、庶民的なお酒や肴を出すことになるため、庶民感覚あふれる値段設定となります。
要は、お客様がそれを払うに値する値段設定にすることが大切になります。
ランチの宣伝効果
2つ目は、ランチです。
居酒屋と聞くと、仕込みなどがあるために、夕方からしか営業しないというイメージがありますが、最近ではランチも営業している居酒屋が増えています。
これは、ランチで利益を上げる効果があるだけではなく、夜の営業時間にも来てもらえるという高い宣伝効果を兼ね備えています。
そのため、ランチでしっかりとしたメニューを出せば、夜にも来てもらえるお客様にすることができることになります。
ごくたまに、夜に力を入れているためか、ランチは少し雑という居酒屋もありますが、これは逆に夜のお客様を減らしてしまうことになります。
ランチの口コミは、非常に広がりやすく、ランチの評判がそのまま夜の評判とつながっていきます。
特に、口コミネットワークを持っている女性に気に入られるランチを提供するのが重要です。
そこで、ランチこそ赤字覚悟で力を入れて、「え?!これがこんな値段で食べれるの?!」というお得感が大切です。