商品を提供する以上、それによって利益を得なければ商売として成り立ちません。
厳選した材料、こだわり抜いた製法で提供するそのメニューは、作り上げた側からしてみればいくら値段をつけても良いというような自信作ということになりますし、価値がお客さんにしっかりと伝われば、どのような値段設定にしても大丈夫だと考える気持ちは誰にでもあります。
目次
どうしても欠けてしまう視点

ただ、その商品、メニューの価値を決めるのはお客さんであり、こちらではありません。
魅力を伝えることはできますし、どれだけこだわって作っているのかを前面に打ち出すこともできるのですが、それだけで高い料金を払ってくれるわけではありません。
このように自身が用意している商品やメニューだけを見ていると、どうしても欠けてしまう視点があります。
それが他のお店の値段です。
重要な同ジャンルの料金相場のチェック
例えばラーメンでは、一杯1000円を超える料金設定はあまりありません。
トッピングなどで超えてしまうことはあっても、基本形態のメニューで1000円を超えると多くの方が高いと感じます。
例えば同じようにラーメンを例を挙げると、替え玉が無料などのサービスがあればかなりお得感が出ます。
味に対しての料金の価値はなかなか伝わりにくいものですが、このような量的なものに対してのお得感は、ストレートに誰にでも伝わります。
まとめ



高級食材を使っているということを打ち出すのもいいのですが、本当にお客さんが求めているのは何なのかということを考えることが重要です。
利益を出すための適切な料金設定のポイントを理解すると共に、飲食店経営における三大経費についても理解しておくべきです。
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